Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN @長野 ~お料理・高原野菜編~
「ヤムヤム@長野」のつづきです。
今回は、諏訪市出身のフードコーディネーターであり、
料理教室やタイ料理レストラン『coci』の料理人として、
またTV『めざましテレビフードONパレード』で腕をふるう
両角 舞さんがシェフでした!
<<メニュー>>
■“千曲市 中島農園さん”のウェルカムりんごジュース
■“木島平村 石川さんのズッキーニ”とインゲンのソムタム
<タイ風サラダ>
■北信州の夏野菜と信州味噌のナムプリック・オン
<タイ北部の野菜ディップ 辛味噌だれ>
~信州伝統野菜の八町きゅうり・丸なす・とうもろこし・ブロッコリー・セロリ・夏大根など~
■信州サーモンと“川上村 中嶋さんのレタス”と野沢菜のポピア・ソット
<タイ風生春巻き>
~安曇野 大王わさびのマヨネーズソース・野辺山のヨーグルト味噌ソース~
■飯山市 JA北信州みゆき&高橋さんのみゆきポーク”のムー・トード
<豚もも薄切り肉の揚げもの>
~セロリのナムプリック(辛味噌だれ)添え~
■みゆきポークのラープ・ムー・タクライ
<タイ東北部の豚ひき肉和えもの>
■“南牧村 土屋さんのほうれん草”とキノコのカノムチーン・キァオワーン
<タイ風つけ素麺>
~グリーンカレー味~
■軽井沢産ルバーブともち米のココナッツ風味デザート
<カオニャオ・ルバーブ>
~“須坂市 太田農園/太田さんの巨峰添え~
■“岡谷市 御湖鶴(みこつる)の日本酒寒天ゼリー meetsかんてんぱぱ
<タイ風つめたいデザート>
~中川村 GOKOとまとむら、プチトマトのコンポート入り~
今回定員50名をはるかに超えてしまったようで、
70名近くにまで膨れ上がり、スタッフ分の料理なし!!
(それが楽しみでボランティアしてんのにぃ)
導線も悪くてお料理コーナーはすごいことになったので、
お料理の写真はこれだけです↓ <ソムタム>
<ポピア・ソット>
信州サーモンと、レタス、野沢菜、蕎麦も入ってるんです!!
<ナムプリック・オン>
これは優しい両角さんがスタッフに味見用に差し入れ♪
みんなで半分こしながら大事に食べました~(優しい味) <ラープ・ムー・タクライ>
ソムリエ仲間さんが持って来てくれた味見用ですが、
この直後に説明をしなくてはならず、1口だけ。
<グリーンカレー>
本当はカノムチーン(米素麺)にかけますが、
品切れだったのでジャスミン米にかけました~
配膳を手伝ってる傍でお腹がぐぅ~^^;
(開始直前にまかないを少し食べたけどねー)
<日本酒寒天ゼリー>
冷ややかで美味しそう~
トマトのコンポートが可愛らしいですね♪
ということで、お料理の味の感想はなし。m(__)m
お客様に振舞うのにコレってイイの?!とギモンに思うけど、
次回の課題でしょうね~
両角シェフ(真ん中)、ベトナム料理店やcociで働くシェフさんたち!!
皆さん、本当に優しくて、こちらの要望にも笑顔で応えてくださいました。
両角さんには食材・納品日変更やら、展示用野菜の保存方法などで、
うるさいことを言ってしまったのに、本当に快く受けてくださいました。
あまり表に出なかったけど、今回の主役さんたちです
タイのワイン“モンスーンバレー”各種。
SPY(軽いお酒)もスタンバッテ。
いざお料理が提供されると長蛇の列でした!!!
少ないスタッフ(@Tokyoメンバーも)が工夫して、
配膳がうまく流れるように頑張りましたが、
みなさん美味しく召し上がれたかしら?!
タイ観光局から挨拶、ダルニー募金の日本支部からPR、
会場を貸してくださった『十勝屋』さんからの挨拶、
両角シェフのお料理の説明、酒造会社さんPR、
中島農園さん、土屋農園さん、荻原ファームさんからPR、
その後に、私から『信州の高原野菜』についてお話をし、
土屋さんと質問コーナーをもたせて頂きました。
宴の席ですし、ほとんどの方が記憶に残ってないと思いますが、
こんなことをお話いたしましたよ。
★信州高原野菜について★
◎高原野菜と他の野菜の違い
⇒特別な野菜ではなく、普段食べている野菜。
⇒大きな違いは、標高1000m前後の高地でつくられていること。
⇒春、秋~冬にかけて作る野菜を、信州の高原では“夏”につくることが可能。
◎レタスを例にすると
⇒「暑さ」「雨」に弱い野菜といわれる。
⇒お花見が過ぎたあたりの、朝晩肌寒さが残る気温がベストシーズン。
⇒でも、肌寒い時期より、暑い夏場に食べたくないですか?!
⇒それを叶えたのが『高原野菜』。
◎信州の高原の特徴
⇒雨の少ない内陸性気候、標高が高い地形を活かし、
⇒昔暑くて作れなかった野菜を夏に作ることができるようにった。
⇒年間を通じ安定してスーパーに並ぶようになった。
⇒高原農家さんは、一年分を夏に一気に作って出荷する、夏が最も忙しい時期。
⇒私の実家も標高800mの高地で、夏に秋の味覚の栗や蕎麦を市場に出していた。
◎高原野菜の魅力 美味しい!
⇒標高2~3000mの山々に囲まれ、雪どけ水、澄んだ空気、朝晩の霧
⇒「みずみずしく、歯ざわりのよい」野菜が育つ
⇒高冷地は害虫被害が少なく、農薬が抑えられる
⇒高地は太陽の光が強い。
⇒昼日光をたっぷりあび(デンブンを蓄え)、夜に気温が下がることで糖に変わる
⇒「甘く、柔らかく、栄養価の高い」野菜に育つ。
◎体にもイイ!
⇒レタス、セロリ、枝豆、ソバ・・・イライラ、不眠を解消する、リラックス効果
(節電でイライラするこの夏にピッタリ)
(省略)⇒ブドウ、ソバ、インゲン、アスパラガス・・・疲労回復に役立つ
⇒セロリ、キャベツ、トマト、大根・・・二日酔い、胃もたれを抑える
(のんべいさんたちにうってつけ!)
(省略)産地から鮮度を保ったまま直送される信州野菜 ⇒ 足が速いので、買ったら早めに、たっぷり食べて!
★ほうれん草農家の土屋さんへ質問タイム★
①冬野菜のイメージがあるほうれん草。レタスやキャベツなどよりもさらに夏場に育てるのは難しいと思いますが、なぜ野辺山高原でほうれん草を作ろうと思ったのですか?
→レタスやハクサイなど他の野菜も育てていましたが、被害にあったり栽培に難しい部分もあり、5年前から(新しいことにチャレンジ)ほうれん草を栽培することに切り替えた。あまり栽培農家がいないことや虫に強いのも特徴。
②スーパーで買う時のポイントや、夏場の保存方法について
→株(茎)が太くしっかりしているものを選ぶこと。
1本1本が太いものの方が良品。
③この時期オススメの食べ方、ほうれん草農家さんならではの食べ方は?
→どんな料理にも合うが、胡麻との相性は特によいので、胡麻和えや胡麻ドレッシングなどがオススメ。
以上
説明がちょっと長すぎました・・・普通に話せば4分半程度。
ゆっくり丁寧口調にしたのが失敗です
前日にまとめた一夜漬けでは、整理しきれなかった
聞いていただくより、聞かせるトークじゃないと、
お客様の話し声にかきけされて、どこまで話したかさえ
わからなくなって声のトーンも下がりました(ーー;
終わった後、独り大反省会です(やけ酒?!)
とっても勉強になりましたし、こんな機会は早々ないので、
反省や課題は残っても、達成感もありましたヨ(^_-)o
さて、次回は何県なんだろう?!
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